ほし降る夜に

星降る夜に
きみはひとつの旅にでた

それはまちに待った旅だった

途中で寄り道したっていいんだよ
迷子になってもいいんだよ
帰る場所を忘れるくらい遠くまで遊びに行っていいんだよ
旅は道連れ、誰かと並んで歩いてもいいんだ
約束だって破っちゃう時もあるさ
天気が変わるように気分が変わることだってあるさ

すべてオッケー

きみはきみの乗りたい乗り物で
きみの観たい景色を見ればいい

大丈夫、忘れ物なんて探したりなんかしないでさ
きみは何も持たずに旅にでたんだよ
全てはここにそろっているから
手ぶらで始まったこの旅を
手ぶらのままで歩いてゆこう

守るものなんて何もない
失うものなんて何もない

星降る夜に
きみはひつの旅にでた

道に迷って困ったならば
夜に空を見上げればいい

昔の先人がそうしてきたように
星は全てを知っている
だってきみは
星降る夜に旅にでたんだ

星はいつだって
変わらず空にある

太陽の光のせいにしないでさ
歩くのをやめて見つめて、みれば
そこにはいつだって星空が広がっている

星降る夜に
ぼくはひとつの旅にでた