イチョウの落ち葉

絵を描いていることがこんなにも幸せで奇跡のようなことだってこと
うかうかしてると忘れてしまう。

そして、わたしは何度も繰り返しながらも
この奇跡のような体験を思い出す。

わたしが10年以上、細々と絵を描いているなかで
変わらないことがひとつある。

「あぁ、まだ絵を描くことが大好きでありがたい。」

わたしはきっと
描くことが好きでなくなったり
他に大切なものを見つけたら
あっさりとクレヨンを手放すとわかっている。

絵を描くことに、それほど執着はなく
クレヨン画のMELという肩書も
描いている最中には何処へやら。

まっさらな自分に戻る瞬間に
肩書も名前すらもわたしには意味がないんだ。

そして、何度も思う。

「あぁ、わたしまだ絵を描くことが好きなんだね」って。

制作スイッチを自分が押していると勘違いしていた若かれし時。
何かを目指したり挑戦することに夢中になってた20代。
そんな時があったからこそ、わたしは今この自由さと無限さを肌で感じることができるんだ。

どうか、わたしのこのわがままを許してください。

わたしは絵を描くことで世界を変えようなんて、これっぽちも思わない。
誰かを救いたいとか、何かの役にたちたいとか。
そんなエッセンスが一滴でも入ったら
たちまち迷宮入り。

わたしの心が無邪気に踊り、日が暮れても遊び続ける子どものようになったとき
そんな瞬間はあっさりとクレヨンや色鉛筆を通して現れてしまう。
それはあまりにも正直すぎて、自分では気付かないほど。

だからわたしは、わたしの描きたいモノを、描きたいトキに、素直に向きあうんだ。

それを「わがまま」と言うなら、それで構わない。
もう扉は開いてしまっていて、わたしは戻る道さえ忘れてしまったんだ。

右往左往してた頃のわたしに、教えてあげよう。

金色に光るイチョウの落ち葉の道しるべだけを頼りに
地図は捨てて、ただ心の向くままに進め。

10月の在廊予定の変更☆

昨日は久々の雨。
我が家の愛猫チョコちゃんは、一晩どこへ行っていたのやら
明け方ひょっこりと帰ってきました。

あんな大雨でも平気で外にいるんだね。

時々チョコちゃんのことを「チョコ崎さん」と呼ぶんだけど
そうすると急にチョコちゃんが猫ではなく、リアルに家族のような気分になります。

ちょうど漫画の「猫村さん」みたいに、猫が人間のように話すことに違和感がないような感じ。
絵本とか、普通に動物が喋ったりしても登場人物驚かないもんね。
こんな感じもアリってことです。

動物と暮らしている方、ぜひ一度お試しを〜。

24日から我が家の田んぼの稲刈りをすることになったのでデイカフェ在廊予定でしたが
お休みさせて頂きます。

今後の在廊予定です↓

10月28日(火)
10月30日(木)
10月31日(金)
11月3日(月・祝)
11月4日(火)

どうぞよろしくお願いします。

あんぱん

来年度より子ども・子育て支援制度が始まるそうで。

市役所の方からの説明を聞く機会がありました。
主に、幼稚園・保育園の利用に大きく関わるようですが
わたしはわりとのんびりと「へぇ〜」という感じで聞いていました。

ただね、幼稚園や保育園を運営している方や保育士さんたちにとっては
国が新たに定めたこの法律が一体どんなものなのか、対応に戸惑うだろうな…と思います。

保育士さんの参加も多くて、質疑応答が繰り返される中。
わたしは次第に胸のあたりがギュー!となってしまい途中退場。

机上で討論されている「子ども」は一体どんな気持ちだろうな…って。
保育時間が短くなったら困る、とか。
保育料が高くなったら困る、とか。

大人を困らせてしまう存在と思われる気持ちはどんなだろうって。

大人は頭を集めて、あれこれと机上の空論を繰り返すけれど
本当に子どもたちは何を願っているんだろう。

「子どものために」という綺麗な言葉を使って
「自分のため」であることを忘れてしまう。

「仕方がない」という便利な言葉を使って
何か大切なものを見落としたりして。

そんなことばかり繰り返してるわたしは
急にモモのお話を思い出し、いてもいられなくなった。
いますぐにでも家に帰って子どもたちと過ごしたいな、と思った。

家を出る前に大喧嘩をしたウサコは
雷が落ちたことも今ではすっかり忘れたように
悪戦苦闘しながら折り紙で風船を作っていて
わたしは代わりに風船を折り
初版の「あんぱんまん」をヘンテコに読んでウサコとエイトと一緒に
ケラケラと大声で笑う。

お腹が空いたというので、早めの夕食準備をして
「そういえばママが本当はパンでできてるって、あれ本当の話?」って
ずいぶん前の話を真剣に質問してくるウサコに
「…笑!そういえば、そんなこと言ったことあったなぁ〜」とおかしくなっちゃって
冗談だったことを打ち明ける。
「でも本当はパンだったら、お腹が空いた時にすぐ食べられるから素敵だね」って言ったら
「ママはパンじゃない方がいい」とウサコが言う。

アンパンマンになる必要もなく
正義の味方になる必要もなく
わたしはわたしのままで。

大人ぶるのはやめよう。
分かった顔するのもやめよう。
大人げなく子どもと喧嘩することも
子ども以上にワガママなことも
秋の空のように気分が変わることも
本当は何も分かっちゃいないことも
すべて子どもはお見通し。

素直に子どもに教えてもらおう、そんなことを思う1日の終わり。
明日の朝食はアンパンが食べたいな。

石ころとキャンディ

わたしの中に小さく転がっていた石ころは
わたしが耳をかたむけ始めてから
しばらく経ってからポツリ言葉を発した。

それはそれは長い沈黙だった。

石ころの返事が待ちきれなくて
わたしはいろいろな所に行った。

時には、わかっていて寄り道をしてみたり。
時には、これが答えだ!と自分を言い聞かせてみたり。

わたしが石ころの返事を聞く準備が整えば
石ころはちゃんと答えてくれたのに
返事を聞かずに席を立ったのはわたしの方だった。

さんざん寄り道をしてから席について
ちょっと一呼吸をしてみると
ポツリ言葉を耳にした。

それはあまりにも小さな声で
くしゃみでもしたらかき消されそうなほどだった。

わたしはくしゃみを我慢して
その音を確かに聞いた。

あぁ、そうだったのか。

どんな綺麗な言葉で飾ろうと
やっていることは変わらない。

それは、いろんな姿をしてわたしの目の前に現れる。
甘いキャンディを持って
いろいろな言葉を使ってやってくる。

キャンディはそのたびに違う香りを放すので
違いには気づきにくいけど
材料は同じものでできていた。

小さな石ころは、どんなキャンディをあげても
うんともすんとも言わないもんだから
わたしはそのたびに違う味のキャンディを差し出すのだけど
あいも変わらず小さな石ころは沈黙を守る。

小さな石ころは確かに言っていたんだな。

欲しいのは違う味じゃないの。
キャンディは欲しくない、ただそれだけ。

わたしはやっと聞こえたこの声を耳にして
おおいに笑う。

そしてキャンディの正体を知った。

甘い甘いキャンディ。

わたしははじめから知っていたんだ。
キャンディは要らないって。
何者にもなりたくないんだって。

10月の在廊予定☆

牡羊座の皆既月食の今日。
夕方、幼稚園のお迎えにゆくとエイトが発熱。
日中は元気で給食もおかわりしていたんだけど
夕方になって急に咳が出て体調が崩れたようです。

明日、THE DAY CAFEの展示在廊予定でしたがお休みさせて頂きます。

来週もエイトの体調次第ですが、10月の在廊予定です↓

10月16日(木)
10月21日(火)
10月24日(金)
10月28日(火)
10月30日(木)

また変更があったらお知らせします☆

どうぞよろしくお願いします。

今週の在廊予定

タイフーン、空をかき回して大いに遊んだようですね。
昨日はエイトの幼稚園の運動会がありまして。

先生やPTA役員のみなさま、ほんとうにご苦労様でした。

どうにか風に吹かれながらもグラウンドで運動会が開かれました。
エイトくん…朝からご機嫌ちょっとななめで、入場はふてくされながら行進。
かけっこでは、先生に背中を押されながら歩き。
お遊戯のサンマ☆サンバでは、マントを羽織ったものの仁王立ち。
親子競技のくまモンで、やっと晴れ渡ったエイトの心。

まるで、空模様のようにクルクルと回りましたとさ。

それからお昼を済ませて『HeartBeat Gathering2014』へ向かいました。

会場のエアポート熊本は、結婚式場にもなるとてもシャンティな空間です。
中庭でライブとマルシェの予定が、このタイフーンにて急遽、披露宴会場でライブ。

なんて贅沢なんだろう!

心地よい音楽と美味しいスイーツで心も体も満腹になり
気づくとウサコ&エイトはびしょ濡れになって遊んでいましたとさ…。

まだまだライブは続いていたのだけど、大急ぎで会場を後にして温泉へ向かいました。

そしたら半露天の湯船に入った瞬間、空に大きな虹の輪がかかりました☆

これまた、贅沢なお風呂。

コロッケを買って家で食べて、子どもたちをお布団に入るとそのまま朝までドロのように眠ったわたし。

最近、睡眠不足で(でもとても元気!)知らずにクタクタだったのだね。
眠りすぎて腰が痛くなる程でした。

いやぁ、心身ともに充電完了〜。

サクサクと制作してゆこう。

さてさて、今週の個展の在廊予定です。

10月7日(火)
10月9日(木)

会場の写真、しばしお待ちくださいね。
近日アップ致します。

では、タイミングの合う方ぜひお会いしましょう。