きいろまちのよる

きいろまちが夜になると
昼間では決して出会えないいきものが
道の真ん中をあるいていて
何度も私は会いたいと思うのだけど
いつも泥のように眠ってしまう。
だから本当にそのいきものが居るかどうかは分からないけど
なんせ出会ったことがないのだから
「そんないきものはいないよ。」って言われても
居ないという証拠にはならない。
何度も疑ったりもするけど、そうやって自分を説得させて
今日まできました。

きいろまちのよる

きいろまちのよる

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かえりみちふたりのり

2人乗りをしてるとき
運転してる方もどきどきするだろうけど
後ろに乗ってる方だってどきどきする。
子供の頃に母親の自転車の後ろに座ってたときとは
話が違うのです。

かえりみちふたりのり

かえりみちふたりのり

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ロリポップタウン

飴玉を舐めるのではなく、噛んで食べる人に会って
へぇー!って思ったけど、別に噛んで食べてはいけない理由はない。
けっこう食べてる人は多いのかもしれない。
今さら人に聞けないけど、キャラメルなんかはみんなどうしてるんだろう。
ガムだって舐める人はいるかもしれない。
他人のお口の中がどうなってるのかは永遠にミステリー。

ロリポップタウン

ロリポップタウン

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洗濯ばさみ

電車の窓から外を見てたらカラフルな洗濯ばさみハンガーがあった。
今日は曇り空だから洗濯物を干す家は少なくて
カラフルな洗濯ばさみ達は吊るす物もなく暇そうにブラブラしてた。
そしたら、またちょっと離れた家でも全く同じカラフルな洗濯ばさみハンガー
があってこの商店街ではちょっとした流行なのかな?と思った。
次の駅を過ぎると、もうカラフル洗濯ばさみハンガーに出会うことはなかったので
きっとあの商店街で流行ってたのだと思う。
カラフル洗濯ばさみハンガーは曇り空にも似合う。
晴れた空にはもっと似合うと思う。
そういえば家の洗濯ばさみハンガーの洗濯ばさみが
5個くらい壊れてるな・・・と思い出し
そうだ、いろんな色の洗濯ばさみを買って、カラフルにしてゆこう。
と名案が浮かぶ。
そしたら洗濯ばさみが壊れて無くなることも、
少しは許せて曇り空でも寂しくなくなる。

いちふじ にたか さんなすび

元旦に大勢の人が同じ方向を向いて
同じモノを見つめているのを上から眺めてたら
ついさっきまでは他人だったお隣さんも
お日様が昇り出したら急に仲間のような気分になった。
世界中でたくさの人が、同じモノを同じ瞬間に見るなんて
1年を通してもこの日くらいなんだろうなぁ。
地球は繋がってるんだなぁ・・・としみじみ思う。

いちふじにたかさんなすび

いちふじにたかさんなすび

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ハッピー・ブルーバード

子供の頃に飼ってたインコは
決まって青い鳥で
名前もみんな同じ。
窓から逃げ出したインコは
あれからどうなったんだろう。
どこかで幸せになってるといいな、と願う。

ハッピーブルーバード

ハッピーブルーバード

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パンの耳

パンの耳をかじってたら

いつの間にか袋の中が空っぽになってて

いったいどれくらいのパンの耳が私の胃袋に入ったのか

分からなくなった。

そのパンの耳たちを全て集めて整列させたら

一枚の食パンになったかも知れない。

そしたら私は目の前にあるそのパンの耳たちを

「パン」って胸を張って呼べるのに。