本当の思い(ポポちゃん・3)

さて、パートナーに「自宅出産には賛成しない」と告げられて
半分ぽか~んとなったわたしが参加した「村上さんのお話会」
(詳しくは「ポポちゃん・1」「ポポちゃん・2」をお読みくださいね☆)

ところで。
自宅出産への興味があり、妊娠が分かった途端に突っ走り出したわたし。
どうしてこんなにも突っ走ったと思いますか?
そこには「自宅出産への興味」以外にも理由があることを、何処かでわたしはちゃんと知っていました。

「早くアポを取らないと、村上さんに立ち会ってもらいないかも」という焦りです。
早いもの勝ちでも何でも無いことなんですけどね、無意識にもそういう思考が働いていました。

全ては、起こることしか起こらない世界であるにも関わらず
わたしは物理的にとても焦って、早く予約しなきゃ・・・という感じだった訳です。

もうね、こうして何度となく試されることが多いですね☆

頭ではわかっている「全ては完璧だ」「起こることしか起こらない」ということを
わたしは本当に腹の底から腑に落ちているのか?と抜き打ちテストのように訪れるのです(笑)

いち早くアポを取る以前に、パートナーの反対を受けたわたし。
焦りにアクセルを掛けることも出来たのでしょうが、とにかく「ぽか~ん」としてしまいました。

そんな気分でお話会の会場へ足を運びました。

参加者はこれから出産を控える妊婦さんも多く参加していて
「できれば自宅出産をしたい」という想いをほとんどの方が抱いているように感じました。

わたしは・・・と言うと、相変わらず「ぽか~ん」状態でした(笑)

村上さんは病院でのお産に立ち会う経験も豊富にあり、
それから自宅出産を扱う助産院を開業されました。
どちらの経験もあり、熱心で、とても考えかたが広い方だなぁ・・・と感じました。

「お産は2つの命がかかった、命がけの事です。」

この言葉は、電話でお話した時もわたしの心に刺さりました。
「お産は病気じゃない」という意識がとても強かったわたしには衝撃的な言葉だったのです。

そして、病院でのお産のメリット・デメリットを現場の立場から分かりやすくお話してくれました。
勿論、自宅出産でのメリット・デメリットも体験から説明してくれました。

いくつか印象に残る言葉があるのですが、その中でも村上さんは
「何処で産むか、場所は関係ない。」
「病院だろうか、自宅だろうが本当は関係ない。」
そのような事を言っていました。

お産というのは、自分と向き合う大切な機会であること。
お産は一時的なものではなくて、生き方そのものであること。
そして、赤ちゃんは決してお母さんにとって悪いことはしないということ。

お話を聞けば聞くほどに、わたしは自分で全てのハンドルを握ろうとしてたことが分かり
「いったい、何を焦っていたんだろう・・・」という気分になりました。

お産を何処でするかは、わたしではなくて赤ちゃんがちゃんがベストな場所とタイミングで選ぶんだ。
わたし以上に全てを知っているのは、赤ちゃんの方なんだ。

そのことが腑に落ちたわたしは、本当に体中の力が抜けるようでした。

お話会のあとは、ランチを食べながら交流をしたのだけど、
その時の話題はやはり「自宅出産」で、特に「家族をいかに説得するか」というものでした。
村上さんも話していたけれど「家族の理解」という点でまずは、ひとつ壁があるのです。

わたしも通った「家族の反対」
でも、わたしの場合は「反対」そのものが問題ではなく、わたし自身の問題でした。
お産は命が掛かっているということ。
産むのはわたしだけど、わたし独りのことではないこと。
パートナーや家族にとっても命がけのことには変わりは無いのに
そのパートナーを全く無視した自分勝手な選択。

何処で産むか、どんなお産をしたいか・・・ということを考える前に
パートナーを無視して、自分の直感だけを信じて行動しているわたし自身に気づくことが大切でした。

それは既に自分は分かった、気づいたと思い込んでいたのですが、まだまだ残っていたんですね!
(詳しくは「愛について」記事をお読みくださいね☆)

自分の直感や心の声に従うのは、とても大切で基本的なことだと思います。
それは今も変わりはないのですが、そればかりをやっている自分に違和感を抱くようになりました。
次のアトラクションへ行きたくなり、わたしは次の扉を開ける決意をしたんですね。

十分過ぎるほどに、自分自身を満たしたので次の段階へ移行したのです。
自分のことばかり考えるのではなく、パートナーのツカちゃんと共に在りたい。
そう願って、以前のアトラクションを出たのです。

今回の「自宅出産」をきっかけに、その決意を試されたような気がします。

「本当に次のアトラクションへ行く覚悟はできているの?」
そんな声が聞こえたような気分でした(笑)

案の定、わたしは今まで通りの「自分の直感が全て」という意識で事を進めようとした訳です。
それにストップが掛かり、本当のわたしの思いが良くも悪くも全て明らかになったのです。

いったん、わたしの中で「自宅出産はどうでもいい」という気持ちになりました。
その前にちゃんとパートナーと向きあおう。

さてさて。
そんな気分になってしまったわたし。
交流会で「いかに家族を説得させるか」という話題が出る度に
「説得させる」という言葉が妙にひっかかりました。
(自分は説得どころか、意見すら聞こうとしなかったくせにね・・・!)

もちろんお産をするのは女性なので、本人の納得や心地よさはとても大切です。

でも、相手に分からせようと(従わせよう)とするのは、また別の問題だと思います。
わたし自身がそうだったので、心が痛いほどに分かります(笑)

自分の思いを伝えることは、とても大切です。
ただ正直に伝えるだけで、本当は十分なんですね。
そこに「相手を説得させよう」という想いが乗っかると、今回のわたしのように違う課題が訪れます。

「ただ正直に伝えるだけ」

これって案外難しいことなんです。
どうしても本心を裏に隠して伝えてしまうこと、わたしも多々有ります。
まぁ、そうしてしまっても、自分も無意識だった本心に気づくきっかけになるので良いも悪いもないのですが・・・。

伝えることに、頑張って説得したり、根回しする必要はないんです。

そのことを、また体験と共に実感したわたし。

突っ走って村上さんに慌てて電話を掛けたわたしは、お話会の間、
自分にとって、何がいま一番大切なことか・・・これをハッキリと理解しました。

会いたかった村上さんに会えたこと。お話を聞けたこと。
それだけで、もう十分だなぁ〜と心の底から思いました。

「何処でお産をするかを考える前に、わたしにはやるべき事があると気付きました。」

そう村上さんに伝えると、わたしの中にあった「何が何でも自宅出産でしょ!」という硬い石ころが取れ始めたのです。
もしかしたら、村上さんにお世話になることは無いかもしれないなぁ。
でもこうして、出会えてお話を聞けただでも本当に良かった。

妊娠をきっかけに、まだわたしの中に硬い石のように転がっていたものが見えて
やはり「お産」って、ただ子どもが宿って産むだけでは無いんだなぁ〜!と痛感です。

タイミングを外すことなく、わたしに必要な学びや体験を運んでくれる。
健康な体を作ってお産を迎えることは勿論のこと
それだけではない、貴重な体験が詰まったこの期間を
余すこと無く味わってゆこうと思います。

長文、お付き合いありがとうございます◎

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