人間だもの

青い靴

昨夜ツカちゃんが仕込んだパンの焼ける香り。

先日届いたピーナッツバターをたっぷり塗ろう。

ここ最近、ひとつずつしか作業ができず
ひとつずつページをめくるように
1日を過ごしているなぁ…と感じます。

これはヒロトくんがお腹に居た時に
はじめて体感したもので
妊婦の時特有のものかと思ってました。

・・・が、一度体験することって残るものですね。

本を読んだり
誰かの話を聞くのも良しだけど
体験に勝るものは無いじゃないだろうか・・・
そんな風に感じます。

だって、人間だもの!(by,みつを)

何のために足があるって
そりゃ、歩くためなんだ。

ということで、歩くようにしよう。

気になるものをネットでサーフィンするよりも
気になるものがある場所を迷子になりながら歩いていたい。

だって、人間だもの!(再び、みつを)

わたしは昔から自他共に認める程の方向音痴でして。
地図を持っていたとしても迷子になります。

そんなわたしですが、どうにか生きてこれてます。(笑)

だから、まぁ迷ったって大丈夫ってことです。

むかし、むかし。

知り合いのヒーラーさんの所へ家族で遊びに行った時。
ヒーラーさんはツカちゃんを「宇宙人でしょ?」と言っていました。(笑)

マカバ瞑想の話とかをしていたんだけど
「うーん、いまいち瞑想って分からないなぁ・・・」
という正直なツカちゃんの受け答えに
「また、またぁー!本当はわかってるくせに」
「だって宇宙人だもの」

そんな会話が続きました。

わたしは出会った時からツカちゃんの直感やモノの捉え方には
不思議なものを感じていました。

ざっくり言えば
「こんな人、今まで会ったことないな!」ということです。
きっとこれからも出会うことはないだろうな。

だからヒーラーさんが言いたいことは何となく分かるのです。
わかるのです・・・が。

その時の会話には
「わたしも同じ星から来た宇宙人だから」
というのが含まれていて、3人で話しているはずなのに
わたしは言葉が通じない人という感じで完全に蚊帳の外でした・・・。

確かに、蚊帳の外だったなぁ〜(笑)

自分の興味が向いていないから
わたしに瞑想を説明してくれたところで
チンプンカンプンだったでしょうね!

その後に、わたしはまた別のヒーラーのお友達と
そのことを話したのだけど、彼女は
「宇宙人とか天使とか言っても、今世は人間だからね!」
とバッサリと言い切っていました。

彼女はオーラソーマのヒーラーさんだったのだけど
1年前にオーラソーマのボトルを全て譲渡して手放していました。

「自分にはもう必要なくなったから」というのが理由。

その直後に3.11が起こり、わたしたちは山梨へ引越すことになり
最後に彼女に会いに行きました。

彼女の実家は宮崎にあったので
「一時避難でも九州へ行く選択は考えないの?」
と質問したんですね。

「旦那さんの仕事もあるし、家族揃ってる方がいいかな〜」
と、実に軽く答えてくれました。

当時はいろんな選択がありました。

そこへ留まること。
遠くへ離れること。
家族がバラバラになること。
家族が一緒にいること。

どれが良くて、どれが悪いというのではなく
本当に選択肢がたくさんありました。

当時は彼女の選択が不思議だったのですが
今ならとても良くわかる気がします。

地球に人間として生まれて
この時代を生きてること。

それを大いに楽しむこと。

「人間だもの」というフレーズを聞くと
わたしは会ったこともない相田みつおさんよりも
リアルにわたしにそう言い放った彼女が浮かびます。

別れる前に、わたしは何人かの人にクレヨン画を手渡したのですが
彼女は1枚の絵を選んだ後に、もう一度わたしの家にきて
「どうしても、この絵も欲しい」と
3人の子どもを連れた夫婦の絵を選びました。

ちょうどウサコとエイトと同じ年の子どもがいて
「わたし、もうひとり欲しいんだ!」と言っていました。

その後わたしは彼女と音信不通になっているのですが
時あるごとに思い出します。

わたし、昨年3人目を産んだよ。
受け取ってくれたあの絵は
アナタの未来予想図になっているだろうか。

大きなレインボウが掛かったあの絵。
目印の青い靴を履いて、また何処かで会えることを願って。