Little Red Riding Hood
だから、あれほど言ったのに
赤は目立ち過ぎるって。
それでも乙女の心は止められない。
どんなに冷たい風が吹く日だって
お気にのワンピースを着たいもの。
例えオオカミにみつかろうとも
お気にの赤いフードはかぶりたい。
そして、お話は始まったのです。
だから、あれほど言ったのに
赤は目立ち過ぎるって。
それでも乙女の心は止められない。
どんなに冷たい風が吹く日だって
お気にのワンピースを着たいもの。
例えオオカミにみつかろうとも
お気にの赤いフードはかぶりたい。
そして、お話は始まったのです。
もしもわたしがおやゆび姫だったら
ピーナッツのベットは譲れない。
少し膝を抱えるくらい体を丸くして
ぴったり収まるピーナッツを見つけたら
中身はネズミにあげちゃって
ゆりかごみたいに眠りたい。
毛布は葉っぱ一枚で十分。
いい香りのする葉っぱが一枚あれば
それで十分。
もしもわたしがおやゆび姫だったなら。
ゴルディロックスが小さなスープを選んだのは
自分の髪と同じ色の
金色のお花模様のカップだったから。
食事は味も大切ですが
器もとても大切なのです。
あのお方は真っ赤な薔薇しか好まないけど
わたしはピンクの薔薇が大好きです。
フラミンゴのような
目の覚めるピンクがお気に入りですが
もちろん真っ赤も真っ白も好みます。
あんまり自分を好きすぎると
あのお方のようになってしまい
とても退屈な世界になってしまいます。
真っ赤な薔薇しかない世界なんて
これっぽちも魅力を感じない。
今日は本当に死ぬかもしれないと思ったけれど
どうにか生き延びた3匹のこぶたたち。
明日があたりまえのように来ると思うなと
どこかの誰かが言ってたけれど
それは本当にその通り。
今宵は朝まで踊り明かす3匹のこぶたたち。
これほど生きる喜びに満ちたダンスはないだろう。
踊ろう、踊ろう。
明日があたりまえに来るとは限らないのだから。
登場した順番に乗ったとお思いでしょうが
いろいろ試してみた結果
この形が良いな!となった訳です。
組体操のように
あれこれ試した結果
この形が格好良いな!となった訳です。
寝坊して朝ごはんを食べ損ねた10時半は
どんなにダメとは言われていても
食べたくて仕方ない。
あのおばさんがくれた真っ赤なリンゴを
食べてはダメとは気づいていても
食べたくて仕方ない。
レインボウの小人たちが帰ってくる前に
誘惑に負けた可愛い少女。
朝寝坊した10時半は誘惑の時間。