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指をさされることも慣れっこになって
時間がきたらご飯を食べて
たまにショーなんかやったりして
そんな風に毎日をこなしているけど
ふと夜になると違和感を覚えるのです。
風の音や空気の色がちょっと違うな、と思うのです。

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数年前に初めてピータン豆腐を美味しいと思った。
「ピータンって美味しいね。」と言ったとき
ふと昔飼っていたインコのことを思い出して
あぁ、何年ぶりに「ピータン」って言ったんだろう・・・と懐かしくなった。
あの頃は毎日「ピータンおはよう。」って言ってたのに。

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いつもは後ろめたい気持ちで食べてるケーキも
バースディだったら胸を張って食べられる。
体重計の数字も、先延ばしにしてる歯医者さんも
バースディならしょうがないか！って祝ってくれる。

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大きくなったらキリンになりたいって
本気で考えている子供心に胸を打たれてしまう。
くまのがっこうに入学したいと思っているこどもの夢を
私もいっしょに夢みて眠ろう。

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世界中には自分に似た人が３人くらいは居るらしい。
まだその３人には会ってないけど
出会えたら３日間くらい一緒に過ごしてみたい。
そしたら双子ちゃんの気持ちも少しは分かるような気がする。

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歯が浮くような台詞も
涙がこぼれるようなシチュエーションも
思わず声が出なくなるようなサプライズも
本当は何もいりません。
例えば美味しそうに熟した林檎を
ふたりで一緒に食べるだけで十分気持ちは伝わります。

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三姉妹だけど
真ん中が次女とは限りません。
並び方はいろいろあるのです。
時と場合によって、いろいろと。

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