きいろまちのよる

きいろまちが夜になると
昼間では決して出会えないいきものが
道の真ん中をあるいていて
何度も私は会いたいと思うのだけど
いつも泥のように眠ってしまう。
だから本当にそのいきものが居るかどうかは分からないけど
なんせ出会ったことがないのだから
「そんないきものはいないよ。」って言われても
居ないという証拠にはならない。
何度も疑ったりもするけど、そうやって自分を説得させて
今日まできました。

きいろまちのよる

きいろまちのよる

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かえりみちふたりのり

2人乗りをしてるとき
運転してる方もどきどきするだろうけど
後ろに乗ってる方だってどきどきする。
子供の頃に母親の自転車の後ろに座ってたときとは
話が違うのです。

かえりみちふたりのり

かえりみちふたりのり

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ロリポップタウン

飴玉を舐めるのではなく、噛んで食べる人に会って
へぇー!って思ったけど、別に噛んで食べてはいけない理由はない。
けっこう食べてる人は多いのかもしれない。
今さら人に聞けないけど、キャラメルなんかはみんなどうしてるんだろう。
ガムだって舐める人はいるかもしれない。
他人のお口の中がどうなってるのかは永遠にミステリー。

ロリポップタウン

ロリポップタウン

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いちふじ にたか さんなすび

元旦に大勢の人が同じ方向を向いて
同じモノを見つめているのを上から眺めてたら
ついさっきまでは他人だったお隣さんも
お日様が昇り出したら急に仲間のような気分になった。
世界中でたくさの人が、同じモノを同じ瞬間に見るなんて
1年を通してもこの日くらいなんだろうなぁ。
地球は繋がってるんだなぁ・・・としみじみ思う。

いちふじにたかさんなすび

いちふじにたかさんなすび

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ハッピー・ブルーバード

子供の頃に飼ってたインコは
決まって青い鳥で
名前もみんな同じ。
窓から逃げ出したインコは
あれからどうなったんだろう。
どこかで幸せになってるといいな、と願う。

ハッピーブルーバード

ハッピーブルーバード

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パンの耳

パンの耳をかじってたら

いつの間にか袋の中が空っぽになってて

いったいどれくらいのパンの耳が私の胃袋に入ったのか

分からなくなった。

そのパンの耳たちを全て集めて整列させたら

一枚の食パンになったかも知れない。

そしたら私は目の前にあるそのパンの耳たちを

「パン」って胸を張って呼べるのに。